墓じまいとは、既にお墓や納骨堂に納めた遺骨を、他のお墓に移すことを言います。

墓じまいには3つの引越し方法があります

  1. 遺骨だけを移動する引越し
  2. 遺骨とお墓の両方を移動する引越し
  3. 遺骨を永代供養墓(合祀墓・共同墓など)へ移動する引越し

1.遺骨だけを移動する引越し

墓石自体は引っ越しをせずその場で解体・処分を行い、遺骨だけを引越しをするパターンです。
遺骨は新しく建てたお墓に埋葬します。

2. 遺骨とお墓の両方を移動する引越し

遺骨と墓石両方を移動する引越しは気をつけるべき点があります。
それは、移転前と移転先の土地の大きさの違いなどお墓をそのまま移動できるケースは稀な点です。またお墓をそのまま移動するだけではなく、お石塔の磨き直しやクリーニングなどすると場合によっては「遺骨」だけ移動して新しくお墓を建てることよりも費用がかかってしまうことも多いです。
遺骨とお石塔本体など移動を行い、お墓の外柵などは新しく建てることもできます。

3.遺骨を永代供養(合祀墓・共同墓)などへ移動する引越し(墓じまい)

今まで供養してきた大切なお墓をなんらかの事情で守っていくことができなくなった。またはお墓から遠くで暮らしているため墓守ができなくなったなど、さまざまな理由でお墓を処分してお骨を別の場所に改葬(例えば 合祀墓・共同墓など)し供養することです。
墓じまいとは、ただ単にお墓を閉じる(処分)という意味ではありません。